スポーツ紙のコラムで・・・ [浦和レッズ]
あるスポーツ紙を読んでいたら、フランス・グルノーブルの祖母井さんのコラムがありました。
連載されているコラムのようですが、最新の回は今季からウチの監督に就任したフィンケ監督についての話でした。
祖母井さんにとってフィンケ監督は「20年来の恋人」だそうです。
結果と同時に美しい攻撃サッカーも追及する貴重な存在。育成面や営業面など、ピッチ外にも気を配れる視野の広さもすばらしい、と「いつか一緒に仕事をしたい。」と思っていたとの事。
去年にはグルノーブルのホーム試合に招待して「もしも将来日本に戻ってクラブのGMをする事になったら、誰よりもあなたと一緒に仕事がしたい。」と打ち明けたとか。
その直後、フィンケ監督にウチからオファーが届きました。
その事について祖母井さんは、フィンケ監督は日本に「走るサッカー」を広めたオシム監督と同じように、日本サッカー界全体に良い影響を与えてくれるだけの力、哲学を持っている人と書いています。
その為、フィンケ監督から日本行きの相談を受けた時に是非受けるよう強く勧めたそうです。
実は日本好きのフィンケ監督は、自宅のリビングに日本の文化についての本が何十冊も積んであったり、自分だけでなく奥様にも日本語の特訓コースを受講させているそうで、日本に腰を据えて仕事をしてくださるようです。
そのフィンケ監督に対して、「周囲の人達の厚いサポートが必要」とし、サポーターに「どうか長い目で見ていただきたい。この人は必ず、良い仕事をしますから。」と締めくくっています。
新しく監督になったフィンケ監督については、ほとんど情報を持っていなかったので、外部の人がこのように書いてくれるのは嬉しいし、監督の人となりが少しでも判ったようで助かります。
心機一転の今シーズンは、目先の事に囚われてしまう事無く、チームの土台作りと考えて長い目で捉えていかなくてはと思います。
開幕戦でどんな采配を見せてくださるか、今から楽しみです。
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